マイLOVEヒーロー


、コポコポコポ……



桜汰君のお母さん、、




木村愛俚沙、さん、、



頭の中がグルグルする



何で、ここに??



何を話しに??



震える手でお茶を煎れた



「ママ…………」


私の気持ちが銀星に分かったのか、


不安な顔で覗き込む



「大丈夫、、だけど大切な話しがあるから、隣の部屋に行って遊んでてねッ……」




安心させたくて、笑顔を見せた


不安な瞳を覗かせながらも


『はい、、』と頷いて隣の部屋に入っていった





、、ハァ、、


大きく息を吸い込んで、吐き出す



「お待たせしました、、」


コタツに座る、桜汰君の母親だと名乗るその人に



お茶を出した



「………………………」



目の前で、黙っている彼女を見る



30代前半に思える外見



切れ長の一重に、長い睫毛



桜汰君のお母さんにしては



随分若く感じてしまう