なんで荘和君が!!


急いで銀星と駆け寄ると彼はホッしたように微笑んだ


「イヤ、マジで来てくれて感謝だよ。桜汰の奴がチケット送ってきて見に来たのはいいけど
周り若い子や家族連れだろ…かなり浮いちゃってて焦ったよ」


そぉ言われて改めて荘和君を見たら




「確かに浮いてるかもね。」


口から勝手に出ていた言葉


だってイカつい荘和君にこの雰囲気はどぉ見たってミスマッチだったから


「だよな…俺も悪いけど自分で思うもんな。でも本当助かった来てくれて!!」


安心する荘和君の横に銀星を座らせると


「ほれ、銀星。これ買っといてやったぞ!!」


荘和君が今回のショーのパンフレットを渡してくれた


「ありがとう!!ソウ兄ちゃん」


桜汰君と付き合いだしてから
外食はほどんど荘和君のお店だったから
銀星と荘和君はすっかり仲良くなってた


「ごめんね。荘和君。ありがとう」


「いいよ!てかそんな顔で見ないでくれ、桜汰に殺されるから!!」


「なにそれ??」


クスクス笑ってると


「花穂ちゃんて自覚なしなんだな。こりゃ桜汰が心配するのも無理ないか。」


ってため息をついた