今日、私と銀星はあるところに来ていた


「ﾏﾏ、はやく！！」


「待ってよ、そんなに慌てなくても間に合うって！」


…♪♪♪


銀星を追い掛けている途中で携帯が鳴り


見ると桜汰君からﾒｰﾙだった


『今どこ？俺はこれから最終ﾘﾊｰｻﾙだよ♪』


ﾒｰﾙには写真が添付されていて
桜汰君とﾀﾝｹﾝﾌﾞﾗｯｸの男の子が一緒に写っていた


「ﾌﾌｯ…」


笑顔で『今、東〇ﾄﾞｰﾑだよ♪』と送信したあと


先を歩く銀星のところまで走った



少し前を歩いて銀星に声を掛けようとすると


「あっ！！銀星！！」


急ぎすぎたのか石につまづいて転んでしまった


「やだっ！！平気！！」


慌てて近付こうする私より早く

近くを歩いていた女の人が銀星を優しく起こしてくれた


「君、大丈夫？？」


「うん…お姉ちゃんありがとう……」


「すいません！！」


急いで側まで行ってお礼をいいその人の顔を見た




「あっ………」


「えっ？？」


「ﾏﾏ！！ﾀﾝｹﾝﾋﾟﾝｸだ！！」