ハンバーグ……
ハンバーグってあれだよな
挽き肉にみじん切りした玉葱混ぜて焼くやつだよな??
それ位なら俺にも作れるか♪
「よし!!夜はケーキにハンバーグでパーティーだ!?」
「はーい!!…オウタぁ…お腹すいたよぉ…」
「ヤベッ!!12時近いじゃん!!家帰ってママが作ってくれた弁当食うか??」
「しゃんせい!!」
急いでハンバーグの材料やパーテイーに必要な物を買い足した
「オウタ…それなぁに??」
「これか?これは後のお楽しみ♪♪」
俺の買ったある物に首を傾げる銀星とレジに向かって
清算を済まして家に帰った
アパートに着いてお昼を済ませると
「銀星??」
「う〜ん……」
昼寝の時間なのか
眠たそうに目を擦っている銀星を布団に寝かせて
自分も一緒に横になった
布団に入ると俺の腕に小さな顔を擦りつけくる
可愛いなぁ…
しばらく背中を摩ってやると
静かな寝息とともに眠りの世界へ入っていった
銀星の暖かい体温や
スベスベで気持ちいい頬っぺたを撫でてると
俺まで眠くなってくる
けど、睡魔の誘惑をなんとか振り切り
起きてケーキ作りを始める事にした


![禁断〜君と半分こ☆〜[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.763/img/book/genre13.png)