「はぁ…ん…」

桜汰君の腰が動くたびに
我慢しているはずの
声が出てしまう


「花穂ちゃん、好きだよ…」

何度も囁かれる愛の言葉


冬のはずなのに

桜汰君の身体から滴る汗


それだけで身体が反応する


セックスってこんなに熱いものだった?


忘れていた感覚がどんどん蘇ってきて

桜汰君がキスを落とし触れる場所から


私は女になっていく


「アッ…わた、し…」

「なに??」

「イヤ…壊れ…ちゃうよ、アン…」

「それって最高の褒め言葉だね」


桜汰君は強く私の中を掻き乱す


「アァ!!……だめぇ!!」


足先に力が入る


「花穂ちゃん、イッテいいよ」


その言葉と同時に桜汰君の動きはさらに激しくなる


「アァ!!!!」

その動きに合わせて私の身体は絶頂を迎えた


高揚する顔の横に手を着き


絶頂したばかりの私の奥を強く突き上げる


「だめぇ!!またイッちゃう!」

「いいよ。一緒にイこう…」

激しい腰つきで身体を揺らし続ける

桜汰君の身体がなまめかしく動く度

甘い声をあげて

腰をくねらせる自分がいた

「ハァ……ア…もぉ我慢でき…」


「俺も……」


「アァ!!!!」


桜汰君にしがみついたまま

二人で果てた