「本当に?変じゃない?」


黒の生地に白い小さな水玉のミニ丈ワンピ

それにパープルのストッキングにヒール高めのリボン付きショートブーツ


こんなに可愛い格好するの何年振りだろう

「変じゃないよ。さすが私の親友、花穂のキュートさはママになっても健在だね♪」


「もぉ!!からかわないでよっ。」


恥ずかしくて顔を背けた

でも、確かに女の子らしい服装をしただけで
自分の気持ちが女の子に戻るような気がする


「冗談抜きで本当似合ってるよ。昔から足綺麗だったもんね」

「ありがと…」


恥ずかしいけど嬉しいな
千夏の言葉にお礼を言ったあと

化粧を済ませて今度は祐吉君と遊んでる銀星のところに行ってみた


「銀星、祐吉、見て見て♪」

楽しそうに千夏が二人を呼ぶ

wiiをやっている手を少しだけ止めて振り向いた銀星と祐吉君は


「ママかわいい!!」

「凄い可愛いよ!!花穂ちゃん」
て同時に叫んだ


「本当??」

「ウン!!ママかわいい!!」

そぉ言って嬉しそうに私に駆け寄る銀星を抱っこした