「お待たせしました・・」 「じゃぁ、とにかく 中・・・入ろ?」 「・・・・」 放課後の図書室。 それも第二図書室。 ここはたまにしか使う ことがない誰もこないところ。 ガラガラガラ・・・ ドアを閉める。 「話って・・・何ですか?」 はよ、話せ。 今日は塾がある日。 「あのさ・・・・」 先輩が俯く。 「実は俺・・・・」