「だから俺言ったじゃん。 俺からの推薦って話だったけど、実はお義父さんからの推薦だったって。」 「あらあら。咲ちゃん長時間車に乗ってて疲れちゃってるのね。」 そう言う二人をおいといて、わたしは須崎さんの方を見ると「そうだよ。」と言って平然と笑っている。 まぁ、おかしいと思う部分はあったけど。 兄は、確かにここの中等部数学の教師。 だけど、元々の出身校がここじゃないあたしをこの学校へ推薦することは不可能。 となると、須崎さんしかいない。