「…ただ、あなた。子どもいなかったっけ??」 そう問われると遠崎は、微笑みながら答えた。 「いますよ。男が一人。」 「大丈夫なの?」 心配そうな目で遠崎をみつめると口角を上げて話した。 「一人も二人も一緒ですよ。私、院長に話を通してきますね。」 そういって出て行った遠崎の表情は希望に満ちていた。 ---