「せ…生徒会ですか?」 少し引きつり気味な私の顔を見ながら須崎さんはニコニコと微笑んでいる。 「な、何で私なんかが、せ、生徒会に?」 なんだろう…。涙が出そうだ。 理事長の推薦で入ったのだから、クラスからは省かれることはないだろう。 ただ、あたしはこの学校で平凡に暮らしたいのだ。