「私は咲ちゃんにテストなしでの入学を認めた。 それは、とても楽だっただろう?」 テストなし…それは、すごく楽だった。 みんながせっせと勉強している中、余裕かまして適当な問題をやっていたり みんなが不安に怯える中、何事もないかのように携帯いじったり。 大きな学校にはいるため、勉強は沢山がんばってきたけど 精神的には大して疲れなかった。 「でもね、楽して入って普通に過ごせるほど世の中は甘くないんだ。」