「それじゃあ…途中まで一緒に帰りませんか?」


そういうと帳先輩は少し黙り込んで私の方を向いた。


「…家の方向は同じなのか?」


「…駅の方ですか?」



そう問いかけると再度帳先輩は頷いた。