「今帰りですか?あれ…迎えの車は…。」



そういうと本人は少し怪訝そうな顔をした。


「今日の朝…寝ぼけてた時要らないと言ってしまったらしい。」


意外な言葉に少し驚いた。

「朝…弱いんですか?」



こくりと頷いた先輩はいつもより少し幼く見えた。