日曜日だけど仕事があるから、ご飯食べずに寝るわ。

そう言った兄は、帰った早々部屋に行った。
私はおかあが気になって、深夜3時までおかあの側から離れられなかった。


そして、朝…恐れていたことが。

ガッシャーンという音に兄が目を覚ました。
下に行くと、おかあがうつ伏せで倒れていた。青ざめた兄は動転してしまい、茫然とし、おかあの横で立ち尽くした。

私は夕方の仕事まで少し休もうと、寝ていたら、兄の叫び声で起きた。

『お~い、おっかぁが倒れた。』