入学式が終わったから、次は新クラス表を確認しにいく。
新クラス表は、職員室前に貼り出される。
｢昨日のイエローカーペット、超面白かったよね♪｣
まどかは相変わらずお笑い好き。
お気に入りは、替え歌作って笑いをとるお笑い芸人らしくて、昨日のイエローカーペットに出たと、跳び跳ねていた。
｢あたし見てないし、わかんないよ｣
イエローカーペットを見てないあたしは、まどかの話している事がまったく理解できなかった。
色々話しているうちに、職員室前に着いたのだが、野次馬がすごく、表がまったく見えない状況。
｢すいてからにしよ｣
あたしはまどかにそう言い、下駄箱の上にひょいっと飛び乗り、足をぶらぶらさせた。
｢また同じクラスかな？｣
まどかはウキウキしているようで、落ち着かない様子をしている。
｢じゃない？あたしら、切っても切れない縁だし｣
｢確かにね｣
あたしたちは笑った。
そのあともぺちゃくちゃおしゃべりをしていた。
