End of the transmigration of souls■Chapter1■

草の上に寝っ転がって、目を閉じて思い出にふけってみる。別にすぐイージスの研究所と師匠の家に行ってもいいのだが、むしろ日が暮れる前にはすべてを終わらせたいのだが…、そう思ってるのに………。ここまで来てあたし……ビビッてんの?



「ダメだなァー……あたし。結局何もできてない……」



━━━そんな所で寝てると
風邪引いちゃうよ?



━━━せっかくここまで
来たんだろ?
早く行ってこいよ………



「…………ッッ!」



すごく聞き慣れた……… 、でももう長い間聞いてない声。思わず閉じてた目を開いた。そこには優しく微笑むアンザックとエリシャの姿があった……様に見えた。



「お兄ちゃんッッ!エリシャッッ!?」



飛び起きて振り返ると2人の姿はなかった。



エリシャ………。あんたも………? あの子の話は何も聞いてなかったけど。……嘘でしょ?



あれは幻だったのか? それとも本当にここに居るのか? しばらく驚きで動く事ができなかった。



重い腰が上がったのは少し日が傾きかけた頃だった。いい加減急がなければならない。



最初にイージスの研究所へ行ったが、 もうすでになくなっていた。たぶんあの時点で奴等に抹消されたのだろう。研究所の状態だけ確認したらすぐに師匠の家へ向かった。