「リシャールに送られた兵士達のほとんとが
神族のスパイ、ヴェスタルの手によって命を落とした。 だが、恐らく奴に止めを刺したのがアンザックだろう。イセルナの殉職、そのすぐ後に入ったアンザックの殉職とヴェスタルの抹消通知はほぼ同時だった。アンザックの死後、第8部隊は俺が引き継いで激戦区が別の場所に移ってから、リシャールでの
行方不明者と戦死者の捜索に行った。けど、当然のように回収する遺体もなければ行方不明者も見つからなかった。見つけたものは血塗れのイセルナのIDカードだけだ。きっとあんた達を含め、みんな神族が新たな戦力として連れてったんだろうと思ってた」
「第8部隊を引き継いだ?」
「あぁ。もし自分に何かあった場合は俺を後任にと、 生前アンザックが指名していたらしい。ずっとエリート目指してはいたけど。………こんな形でなったって嬉しくもなんともなかった」
「…………………」
「それから1年後に戦は終わった。もちろん完敗だ。この大陸の文明と引き換えに奴等は自分達の住む場所へ還っていった。恐らく今のアルトルーシュカの文明は他の大陸と然程変わりはないと思う。見ての通り今ではきちんとこの大陸にも光が差すようにもなった。いいんだか悪いんだか……。その影響で流行り病や犯罪者の急増で混乱がずっと続いてる。これが一種の神罰ってやつなんだろうな……」
神族のスパイ、ヴェスタルの手によって命を落とした。 だが、恐らく奴に止めを刺したのがアンザックだろう。イセルナの殉職、そのすぐ後に入ったアンザックの殉職とヴェスタルの抹消通知はほぼ同時だった。アンザックの死後、第8部隊は俺が引き継いで激戦区が別の場所に移ってから、リシャールでの
行方不明者と戦死者の捜索に行った。けど、当然のように回収する遺体もなければ行方不明者も見つからなかった。見つけたものは血塗れのイセルナのIDカードだけだ。きっとあんた達を含め、みんな神族が新たな戦力として連れてったんだろうと思ってた」
「第8部隊を引き継いだ?」
「あぁ。もし自分に何かあった場合は俺を後任にと、 生前アンザックが指名していたらしい。ずっとエリート目指してはいたけど。………こんな形でなったって嬉しくもなんともなかった」
「…………………」
「それから1年後に戦は終わった。もちろん完敗だ。この大陸の文明と引き換えに奴等は自分達の住む場所へ還っていった。恐らく今のアルトルーシュカの文明は他の大陸と然程変わりはないと思う。見ての通り今ではきちんとこの大陸にも光が差すようにもなった。いいんだか悪いんだか……。その影響で流行り病や犯罪者の急増で混乱がずっと続いてる。これが一種の神罰ってやつなんだろうな……」


