End of the transmigration of souls■Chapter1■

師匠はおっさんが冥界の使者だとわかった。おっさんはあたしがすでに死んでいるとわかった。だったら師匠もあたしが死んでる事わかっても良くないか?そこまでなんでもかんでもわかっててもおもしろくないのか?まぁ深い事は気にしなくてもいいか……。色々考えてる間にもうるさい浮遊霊がずっとどういう意味だよッッ!?教えろ!と言っている。説明しても彼の質問攻めに耐えられる自信がないのでそのまま狸寝入りをして、気づいたら本当に眠っていた。



「にーちゃーん。あと1時間くらいでカーディナルにつくだよー」



━━━あぁ。



「そろそろねーちゃん起こしとくかー?」



━━━まだいいよ。寝かしといてやってくれ。



「アークティクにわざわざ何しに行くんだ?あんな遠くまでご苦労なこった」


━━━これから埋葬されに行くんだ。アークティクは俺の故郷だからな。



「そうか。死人は埋葬されなきゃ自由にはならないからなー」



━━━そうだな。死んだまま9年も放置だったからな。さすがにもう疲れた。



「にーちゃんはこのねーちゃんのなんなんだ?」



━━━こいつは俺の弟子だ……。



「そんな若いのに弟子なんかとってたのかー!そりゃ感心だべなー!」