End of the transmigration of souls■Chapter1■

………違うよ……。骨屑をなんかに適当に入れてって……。 自分をよくそんなに粗末に扱えるな……。師匠ってこんな人だったっけ?これじゃゼファとかアンザックよりも……酷くないか?



しぶしぶと部屋に転がってた昔水汲み用に使ってた壺に師匠の遺骨を入れ始めた。



「………師匠…」



━━━なんだよ?



「師匠ってそんなんだったっけ?」



━━━どゆこと?



「そんな落ち着きない感じだったっけ?」



━━━それはイセルナちゃんが年齢の割に落ち着きすぎちゃってるからそー思うんじゃないかー?



「年齢の割りにって……。あたし一応もう22なんだけど」



━━━じゃあそー思っても仕方ねーわな。 俺は21のままで止まってっから。今のイセルナから見ればガキくせぇだろ。女の方が大人ってよく言うじゃねーか!


そうか………。 あたしはもう師匠の年齢を超えちゃったんだ…。……だとしても
シュライクだって21歳だけど。 もっと落ち着いてますよ? ………もしかしてあたし、 ここに来ない方がよかった?昔の綺麗な思い出のままの師匠を残しといた方が
良かったとか?



━━━そんな呆れた目で見るなよー!



「それよりも師匠?さっきからどこでしゃべってんの?」



━━━頭蓋骨振ってみ?



言われるがままに 師匠の頭蓋骨を振ってみた。



ガサッッ!



「………ひぃッッ!」



ちゅーちゅー…………



「ネズミッッ!も……もしかしてネズミに取り憑いて喋ってたの?」



━━━バーカかお前ー!? ネズミなんかに化けるかよ?



ん? 声が背後に回った。 あたしの後ろで師匠が ケラケラ笑っている。