End of the transmigration of souls■Chapter1■

今までたくさんの人間を殺してきたあたしが言えた事ではないのだけれど、 アンザックや師匠………、こんなにも人の死を重く感じたのは初めてだった。どうしよう………。佰憐さんにはこれをどう伝えよう…。そのまんまを伝えていいものだろうか?



「……ねぇ…師匠?佰憐さんに言った方がいい……?」



━━━………………。 あー………、言わねぇ方が いいかもなー……。



「……やっぱりそう思う?」

ーーおうっ!

「…………!?嘘……。今の声。師匠………?師匠なのッッ!?どこに居るの!?」



生前の師匠のまんまの声がどこかから聞こえた。当然姿はない。驚きと不気味さで溢れ出していた涙もぴたりと止まった。



━━━居る居るー!だって体がここに居るからなー!



「…………ってか、なんであたしは声が聞こえるの?」



━━━その調子じゃまだ何も知らない様だな!



「何も?あたしの事?」



━━━それ以外何があるよ?



「知ってるよ。あたしが人間じゃない事くらい」



━━━誰から聞いた?



「イージスだよ!」



━━━他に何か聞かなかったか?



「色々聞いたけど、腹立ったからさっさと末梢しちゃったよ」



━━━末梢?



「うん。率直に言えば殺しました」



━━━………お前。一番の重要人物殺っちゃってどーすんだよ……。 もったいねぇ!



「だって………」



━━━まぁいいや。ある程度はわかったんだな?



「うん。わかった」



━━━ならいいや。 で、ちょっと頼みがあるんだけど。