俺も同じようにして 「当たり前だろ…」 と言った。 もう話す気力も無いからか そのまま沈黙が続く。 聞こえると言ったら 俺らの乱れた呼吸音。 俺はそっと目を閉じた。 すると、いきなりヒヤッ… とした感覚が顔全体に広がる。 …タオル? ひんやりとしたタオルを退かすと 暗かった視界が明るくなる。 そして視界の端に なぜか竹田七瀬の姿。 …は?