「さ、できたよ。ワックスかなんかつけたげようか?」 「あ、ありがとうございます」 「敬語、使わなくていーよ」 「え!いいんですか?」 「うん。その方が親近感わくし」 「ありがとう!」 最高の笑顔 ちゃんと見てくれたかな? 彰は、のぞみの髪の毛を巻き始めた。 大人な感じに見せるために 髪を右側に寄せて三つ編みをしてひとつにまとめた。 「きえ」 「はーい!」 店の奥から声が聞こえた。 「なに?」