危険な彼女

その後、私は学校に向かった。


そして、いつもどおりに
時間が過ぎ………



お昼休みになった。







―――――――







ドキドキ………




私は奈津のいる教室へ向かった。

いつもと違い、さっきから
心臓がバクバクしている。

私は不思議に思いながらも、
そっと教室を覗き、奈津の姿を探した。





――何こそこそしてるのよ、私…


私はただ昨日のお礼にきただけ…

そうよ、いつもどおりに
奴隷の扱いをすればいいのよ


…さて、奈津は………




………いた



教室の中で奈津は一人、
机に顔を伏せながらすやすや寝ていた。

それを見て、私は小さく笑う…






――暢気なものね………
また寝てる………




私は奈津に声をかけようと
教室に入った。