危険な彼女

ビシッ!バシッ!ドゴッ!




「い、痛い痛い!!!

ごめんなさいごめんなさい!!!!」



「よりによって頭に触れるってどうゆうことよっ!!!

あんたは頭を地につける側の人間でしょうがぁー!!!」



「ひぃっ!!
痛いっ、死ぬっ!!!」




何故、頭を触っただけ、頭に手を置いただけでこんなに叩かれねばならないのか分からなかった。



たしかに出過ぎた行動だったが、ここまでキレなくてもいいだろうに、と奈津叩かれながら思った。



しかし、そんな風に考えられるのも一瞬。



すぐに拳、足、平手、ついでに指の攻撃の嵐がやってきた。






最終的に桜に馬乗りになられ、ボッコボコにされた。