危険な彼女

「なあ………」



「何?」



「これは本当にお前が作ったのぐはぁ!!!」




最後まで言いきる前に、桜の見事なボディーブローが奈津の腹部を襲った。



油断していたこともあり、モロに腹部へ入ったため、奈津は痛みからうずくまった。



たまらずイスから転げ落ちる。




「何よっ!!!
私が普通にクレープ作れちゃ悪いっての!!?」



「い、いや…
素直に驚いたんだ………」




奈津は痛みをこらえ、何とか目を開けながら桜を見た。



すると、奈津はきょとんとした。



どうゆうわけか、桜は目に涙をためていたのだ。



奈津は、きょとんとした表情から一気にあわて始める。




「ちょっ…?
な、何で泣くんだよ?」



「………ぐす。

がんばって…練習して…
作ったのに………」



「あ、いや、その………」




奈津はいきなり泣き出した桜にどう接したらいいか分からず、おろおろとうろたえ始めた。