危険な彼女

休止中、しばらくお待ちください。




その看板にどれだけ落胆したことか。




――く………

ここのカレー食いたかったな…




ほのかに香るカレーの香りを鼻に残し、次の店へ向かう。







売り切れ、ごめんなさい。




その看板に再びガックリする。




――か、唐揚げ………




奈津は、ぐ〜、と鳴る腹を押さえつつ、次の店に向かった。




占い屋、とかゆう胡散臭い一年四組の横、それはあった。




「五組の…喫茶店………」




あまり立ち寄りたくない、五組の喫茶店があった。



もちろん、心の底から立ち寄りたくないわけではない。



腹は減っているし、それに、ここで、おそらくさぼっていなければ働いているであろう桜の様子も見てみたかった。





………ただ、もし美冬に発見されたら、と思うと無性に怖かったのだ。