危険な彼女

「何?

あんた、知らないの?」



後ろから水着姿の美冬が声をかけてきた。



くっきり描かれている曲線が目に入り、不覚にも一瞬見とれてしまった。



俺はすぐに首を振り、何事もなかったかのように美冬にたずねる。





「な、何をだよ?」



「一組と五組の男女ってゆうカップルが以上に多いってこと」



「………はあ?」



「今まで男女合同にならなかったから分からなかった口ね。


結構有名なのよ?
1・5(いちご)のような甘いカップル達ってね」




――い、いちご………





意味不明なワードに俺は唖然とした。



例えた連中のネーミングセンスを疑う。