危険な彼女

ダダダダダ!



「え?え?」




何やら人がたくさん来た、と思ったら、一瞬のうちに囲まれてしまった。


ちなみに全員黒服。



………M.I.B?




「な、何だ…?」




ただただ目を丸くするしかなかった。


もしかしたら集団リンチ?なんて
思ったりもしたが、黒服の男達は
ただ囲んだだけで手をだしてくる気配はなかった。



そして………



囲まれてから数秒、円の一部が開放され、誰かが俺に近づいてきた。


その近づいてきた誰か、は他の男達とは違い普通の格好だった。