危険な彼女

「なっ!!
へ、変な誤解を招くようなことを言うな!!!」



「誤解じゃなくて事実よ!!!
このエロ男−ッ!!!」



「誰がエロ男だッ!!?
俺は普通だ!!ナチュラルだ!!」



「あんたが普通だったら世の中の男はみんな普通よ!!!」




そう叫んだところでもう片方の靴が跳んできた。

避けれる、そう思ったのだが…


これを避けたら後ろにいる亜紀に当たる。



どーしよかと考えていると、
時すでにおそし。




カコォンッ!!!




「ふぐ………」



「ふぐ?
なっちゃん、フグ食べたいの?」



「いや、靴が………」



「え、靴?
なっちゃん、それは固くて食べれないよ?」





――いや、違う………