この週末で、俺の気持ちは完全にトモに向いていて。
本当はここから帰したくないくらいなんだけど。
さすがにそこらい辺は大人なので、かっこ悪くて無理は言えない。
「ふふ。楽しみが増えた」
笑いながら俺にキスをしてくれるトモ。
金曜日は定時で上がって新幹線に飛び乗ろう。
仕事はがんばれば何とかなるだろうし。
それぞれシャワーを浴びてマンションを後にして。
新幹線に乗るべく、駅へと向かう。
軽く夕飯を食べてから、駅のホームで新幹線が来るのを待って。
その間もつながっている手は、ぎゅっと握られていた。
新幹線が到着して。
トモがギュッと抱きついてきた。
「今夜も、会えるから」
トモに言ったのではなくて、自分に言い聞かせた言葉。
彼女の背中にまわした腕に、少しだけ力を入れて抱きしめて。
「うん。すぐだね」
カメラ越しだけど、すぐに会えるから。
一週間頑張ったら、会いに行くから。
本当はここから帰したくないくらいなんだけど。
さすがにそこらい辺は大人なので、かっこ悪くて無理は言えない。
「ふふ。楽しみが増えた」
笑いながら俺にキスをしてくれるトモ。
金曜日は定時で上がって新幹線に飛び乗ろう。
仕事はがんばれば何とかなるだろうし。
それぞれシャワーを浴びてマンションを後にして。
新幹線に乗るべく、駅へと向かう。
軽く夕飯を食べてから、駅のホームで新幹線が来るのを待って。
その間もつながっている手は、ぎゅっと握られていた。
新幹線が到着して。
トモがギュッと抱きついてきた。
「今夜も、会えるから」
トモに言ったのではなくて、自分に言い聞かせた言葉。
彼女の背中にまわした腕に、少しだけ力を入れて抱きしめて。
「うん。すぐだね」
カメラ越しだけど、すぐに会えるから。
一週間頑張ったら、会いに行くから。

