「ぼ、僕は、君がすっ・・・・・・・」
好きと言おうとした瞬間ドッカーンと車に引かれたのさ。映画では止まるはずだったけどなーと考えていると彼女がやってきた。
「だ、大丈夫!?」
「僕は、死にましぇーーん」
これで、ちょっと違うけど、彼女は僕に惚れたなと思った。
「そう、よかった、救急車いま呼んだからね」
あ、あれ映画だと、私、あなたが生きていないと死んじゃう、死んじゃうわって言ってくるはずなんだけどな、また失敗か、仕方がないなと思いつつ、なぜかやり遂げたという満足感をだしながら僕は気絶した。
今思うと、自分でもようやったなと思うね。

夏の日が近づいてきた。summer dayの予感を感じた。