春の風、雪がとけ、春風とともに桜が咲き乱れ、春がやってきた。とうとう僕も大学生だと喜びのあまり歓喜を隠し切れない。とりあえず今日は大学の初日なので、スーツを着て、ネクタイを着用。完璧だ、まさにPerfect humanである。つまり、訳すと完璧人間。用意も完璧さあ、いざゆかん大学へとマンションの部屋から出ようドアを勢いよくそう、釣りでいうと魚がHitした感じで開けた。
「いたっ」
っと声がしたのに僕は反応した。これは、やべーよ。怖い人だったらどうしよう。これは大変なことになったら大変だ。大変と二回使うほど、僕の頭は鳥のように飛んでいた。とりあえず僕は謝った。心の奥底ではないが、世間一般から見ても謝っているという誠意が伝わるぐらいに。
「すいません、大丈夫ですか」
と声をかけながら、恐る恐る倒れている人をチラミした。どれくらいかというと、パチンコに行って自分の台ではなく人の台を見る感じである。すると倒れていたのは女の子のだった。僕は女の子に手を指しのばしながら観察していた。大きなリボンをしていて髪はロングであった。服は着物を着ていた。年はたぶん18以上だと思う。顔はととのっており、美人だと思ういや、僕好みだ。僕のスゥィーティな心のスカンターが爆発した。戦闘力が測れない。と考えている途中女の子の方から返事が返ってきた。
「ええ、すいませんこちらこそ、ぼーーとしていたので、それでは」
女の子が去ろうとした瞬間、僕はとりあえず彼女を呼び止めなければと考えていたが、行動に移せず、ただ彼女を見守っていた。そう、あの名犬見たく。それから10分位たった後、僕は、はっと我に返り、やばい、もう時間だと、大学の入学式に向かった。大学まではここから15分位歩いた先にある。結構マンションから近い所だ。僕は急いで大学に向かった。なぜなら、友達と待ち合わせをしていたからだ。