「香菜さん、大変なことになりましたね」 千佳ちゃんと総務課に割り当てられたロッカールームの大掃除をしながら話した。 「本当にね。 早く良くなられるといいけど」 「ですねー。 あ、ところで、昨日はあれからどうなったんです?」 とうとう来たか。 課長のことで忘れられたかと思っていたけれど、そうでもなかったみたい。 私は照れながら、報告した。 「えー!マジですか? やったー! 香菜さん、よかったじゃないですか!」 千佳ちゃんは大喜びしてくれた。