「でめお前は王子だろ? だから大丈夫なんじゃ…」 あたしは最後まで レインの言葉を聞かず 左の鎖骨にある 痣を見せた。 レインは目を見開いて 固まっている。 「…王…証………?」 あたしはこくりと 頷く。