「母様が好きだったから…」



「王妃様が……」


レインはあたしの
気持ちを悟ったのか
あたしの頭を撫でた。




「レイン!?」


あたしが
真っ赤になって
慌てるとレインが
悪戯な笑みを浮かべた。