「スイラン!!」


扉をあけると
そこには花の中で
静かに眠るスイランが
いた





「目を……開けてくれ…」


俺は何度もスイランを
揺らしたが目を
覚まさなかった





「くそぉ………何で…」




お前が死ななきゃ
ならなかった…





俺の涙は
冷たいスイランの頬へと
落ちた