「……あ…なたは?」


美しく凛々しい
青年にみとれ、
声が上ずってしまった。




「あ………き、今日から
専属の騎士として
スイラン様を護衛する
レイン・ロードです。」



俺は一瞬目を疑った。




そこには、月の
淡い光りに照らされた
美しい少女が立ってる
ようにしか
見えなかったのだ。