「きっとこのままでも、毎日をそれなりに楽しく過ごせると思う。
だけど、2人とも埋めちゃいけないもので心の隙間を埋めてるでしょ?
このままじゃお互い幸せになれないよ。
元々は私のワガママで始まった関係だから、私の手で終わらせたいの。
傲慢な言い方だけど、諒くんが好きだから、幸せになってもらいたいから離れたいの。」


泣きたくなくて、一息に言いたい事を言った。
こんな時に泣くのは卑怯だから。


だから、絶対に泣かない。