「うん!この前友達が行って、すごくよかったんだって。話を聞いてたら私も行きたくなっちゃって♪」


「久々にゆっくりした気分になれそうだな。最近のプラネタリウムは進化してるって聞くし、俺も楽しみだよ。」


そう言いながら、諒くんはやさしく笑っていた。


ーーよかった。
いつもの諒くんだ。

あんなに甘い諒くんとずっと一緒にいたらドキドキしすぎて心臓が壊れそうだったから、少しだけホッとした。