2番目。

「ごめん、もしかして待たせちゃった!?」


そう聞いたのに、諒くんはその質問には答えなかった。


「顔、赤くなってるよ?そんなに急いで走ってこなくてもよかったのに。」


そう言って、ひんやりした両手で私のほっぺたを挟んだ。