2番目。

午前中の授業が終わって待ち合わせ場所に向かうと、もうすでに諒くんがいた。


諒くんは、小走りで急ぐ私を見つけて笑って手を振ってくれた。


ドキドキした。
ヤバい。私、顔赤くなってない?


無駄に心拍数が上がった心臓を押さえて、そこから待ち合わせ場所までの距離を猛ダッシュした。