「蓮ーーー!!」



あたしが夢から覚めたのは、昼休みの時だった。



『…んぁ?』



寝ぼけた目をこすって声がした方を向く。




今あたしの名前を呼んだ人、誰だろ…?




「蓮ッッ!!!」



そしてまたあたしを呼ぶ声が聞こえる。




『……あ?』