家に帰ると、まずは私服に着替えた。 リビングに行くと、ブレザーを脱いだお兄ちゃんがいた。 似合わないけど、なぜだかキッチンにいる。 『唯斗兄ちゃん、カッターシャツだけで寒くない?』 あたしが聞くと、お兄ちゃんは何か作業をしながら答えた。 「別に~。 丁度いいくらい」 普通に答えるお兄ちゃんに、あたしは聞いた。 『何作ってるの?』