ガラっ――― 「失礼します……。あれ?先生いないのかな…?」 何ともまぁ、聞き覚えのある可愛らしい声がした。 あたしの心臓は高く跳ね上がるばかりで、一向にやむ気配はない。 「……勝手に絆創膏持って行っちゃっていいのかな…?」 独り言まで可愛い人。 あたしは息をひそめた。 なんとなく、今は絶対に会いたくない。