はぁ、やっぱり恋愛感情ないのかぁ~。

じゃあ、私と沙里菜だったら、どっちかいいの?

なんて、まともに話したこともないのに、私なワケないじゃん・

そのまま、眠ってしまい・

朝早く起きるの♪藤崎さんに会いたいから。

だけど・藤崎さん見ると、恥ずかしくって、目が合うとすぐにそらす私。

何でだろう?すごいね。恋の力は。

今、私には忘れている存在がいた。だけど、すぐに私にきずかされたんだ。それは・
「そーちゃん!今日一緒に帰ろう?」
「うん。」
えーー!!

どうして?いいって言うの?幼なじみだから?好きだから?

気を取り直して、次の日・私が沙里菜より先に藤崎さんと一緒に帰る約束をするの。

あっいた!恥ずかしいよ。でも、言わないとっ前に進めないじゃん。
「ねえっ今日一緒に帰ろう?」
「無理だ。」

今、言われたたった3文字の言葉で泣き出しそうになって
「ってか、今の冗談だから。何、本気にしてんのよ。あははっ」

そう言って藤崎さんのもとを走り去った。
屋上に行って、
「もぉ~。どうしてあんなこと言ったんだろう?絶対私のコト嫌いになったぁ。」
泣きながら叫んだ。すると、
「ねえ、俺の家に来ない?」
と言われ、鈍感な私は何なのかわからないまま
「う、うん。」
と言ってしまった。

すると、男は急に目つきを変えて、私の手を引っ張って靴箱へと向かった。

そこに、龍也がいて
「お前、何してんだよ!俺の女に手出してんじゃねーよ!」
と言って、その男を殴った。
「お、お前ら覚えておけ。あとでどうなってもわめいたりするなよ?」
「上等♪」

龍也は笑ってそう言った。
「ありがと。」

私は龍也にお礼を言った。龍也は
「樺織さぁあの男になんて言われたんだよ?」
ちょっと怒ってるぽい言い方で言われた。
「家に来ない?って」
「お前バカなんじゃないの?その地点で襲われるとか考えなかった??」
「うん」
「お前一人にしておけねーよ。」
「・・・」
私は、
「ねえ、さっきの俺の女ってどういうこと?私、龍也と付き合ってないよ?」
龍也はあきれた言い方で、
「だから、お前に何かあったら悪いから俺があの男より先に言ったんだよ。わかるか?」
「うん・龍也は優しいね。」