すると私の右側の執事さんがクスッと笑って 『人違いなんかではありませんよ。それに詳しいことはこちらに書いてあります。』 …なんで私の考えてることわかったんだろう… 『すべてお声に出されておられますよ』 …恥ずかしッ!! 左側の人なんて肩震わせて必死に笑いこらえてるし… あぁ、穴があったら入りたい… 気を取り直して先ほど渡された手紙を読む。 どうやら院長先生からみたい。