この音の原因を知っているのか執事さん2人はまたか…といったカンジだった。 何の音かと聞いてみようとした瞬間… バタンッッ!!! 扉を開ける大きな音がした。 何事かと後ろを振り向いてみると… 小さな男の子が立っていた。 『ハァ、ハァ、ハァ、こんのバカ兄貴ィ!!!なんで今日女がここに住み始めるって教えてくれなかったんだよ!!!』 と言うが早いか和樹さんに突っ込んでいった。 危ない!と思って和樹さんの方を見てみると、慣れたように突っ込んでいった男の子の頭を手で止めていた。