『ところで、この人達は私の執事と言っていましたが、それはどういうことなんですか?』
先ほどの会話を思い出し訊いてみる。
『あぁ、それならその言葉通りですよ。今日からこの2人は君の執事だ。名前は一条春樹と和樹(イチジョウハルキ・カズキ)です。彩華さんの身の回りのことは全てしてくれます。』
『『彩華さまのお役に立てるよう精一杯お世話させていただきます。』』
イケメン執事2人が私に右手を左胸にあてて軽く頭を下げる。
…こんな人達に囲まれて生活するなんてとてもじゃないけど想像できないんですけど!!
私の心臓が耐えれるかな…
あぁ、先が思いやられる…

