「俺の心配なんかすんなよ! 紗羅は自分のことだけ考えてればいいんだよ いくらお兄さんに文句言われても俺は紗羅と別れねぇからな! それといくらお兄さんが俺のこと侮辱しても別れるなんて考えるなよ!!」 「うん!!わかった!」 「それでいいんだよ!」 私の頭を撫でた 「もうすぐ家だね……」 「そうだな」 「………やっぱりいたよ………」 玄関に仁王立ちしているお兄ちゃんの姿があった .