「本当に大丈夫かよ?」 「うん!ちょっとボーっとしてただけだよ」 「転けるなよ!!」 「転けないように……努力します……」 「もうすぐ俺らの番だ」 「うん!!」 私達はスタートラインに立ちクラスの子からたすきをもらい走りだした 周りからは『いい調子だよ!』 なんて声をかけられてきっと私は大丈夫だと調子にのってたんだと思う 次の瞬間―――― .